カーネル勉強会でDebianなパッケージの話を聞いてみました.
ただ、火曜日は酒呑んで(すまん、一人でニュー新橋ビルで飲んだくれ)、水曜日は新歓で日本酒呑みまくり、やっと今日日記が書けるわけです.
今回は、やまねさんの発表で「Debianパッケージ作成入門の入門」でした。
(確か、やまねさんは前回の二次会のときに一緒に飲ませていただいて、いい話聞かせてもらいました。)
私はFedoraと、Debianと、Momongaを行ったり来たりしています。Debian初めて触ったとき、aptが大変気に入りました.
apt-get update
apt-get upgrade
で簡単にアップデートできる、そんなaptに「すげー」と思っていました.
さて、そうなると「このパッケージはどういう仕組みなのか」「パッケージはどう運用されているのか」というのが気になるところですが、やまねさんが大変シンプルに、そして大変おもしろく
特に
○既存パッケージに手を加える仕組み。ソースに手を加えると思いきや、パッチを別建てだったんですねー。
○個人的にはdchコマンドが小粋でした。ChangeLogの定形な部分は意外と面倒ですが、dchだと何か楽にできそうです。「ちょっとした手間」をスマートに省けるのって素敵です。
○ソースパッケージの中身の構成。
○piuparts。パッケージのテスト目的で、クリーンルーム環境の構成を(おそらく擬似的にだろうが)してくれる。これも小粋。テスト環境をいちいち再インストール(もしくはバックアップの書き戻し)に頼ることなく、時間をかけずに所与の目的を達成する.
○とにかく、メンテナが(楽をできる箇所に対しては)いかに楽をするのかを追求している。やはりよい道具は現場から生まれるんだな、ということを実感させられた100分でした。
#もちろん、メンテナの皆さんはものすごく大変とは思いますよ。
本人曰く、「準備不足」らしいですが、そんなことはありませんでした。自分ならきっと頭真っ白チアノーゼだろうな、と
やまねさんにもお話しましたが、「とてもライブ感あふれる勉強会」でした。何か、ただ座学で聞いているのでなく、双方向に「参加している」雰囲気を特に強く感じました。
さて
カーネル読書会には、できる限り、ネタに関わらず参加しようと思います.
見聞広げたいので。
あと、別発表のWeb Page、これも興味ありですね。カーネル自体の情報をわかりやすく日本語で読めるというのは大変重要です.
※英語が大事と言っても、やはり母国語に勝るものなし、です。
さて、恒例のピザパーティ、そして2次会と思いきや・・・・やはり時間が時間、皆さんお帰りになり、呑み足りない赤提灯は一路ニュー新橋ビルの地下に。
店の名前は忘れましたが、日本酒のみつつ、赤魚の煮付けがうまい居酒屋でついご飯とみそ汁頼んでしまい、隣のオヤジさんと意気投合し、何とおごっていただきました。ごちそうさまです!
#いつも店の料理の写真をとりわすれるんだよな・・・。
最後に。私のことをakachochinだと別れ際に気づいてくれた方、どなたでしょうか?
私は人の顔と名前を覚えるのがもの凄く苦手です。できれば「俺だ!」とコメントいただけるとありがたいところです。